【テクスチャ】ゼロからつくる!古びたレンガ塀

目地のマスクを作成する

グラデーションマップのレーヤーマスクを編集して、目地のマスクを作成しましょう。隠す領域を濃淡で塗り分ければ、着色に変化が加わります。
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、[ グラデーションマップ 1 ] レイヤーマスクサムネールを [ option ( Alt ) ] キーを押しながらクリックし、レイヤーマスクモードに切り替えます。
[ べた塗り 1 ] レイヤーマスクサムネールを [ command ( Ctrl ) ] キーを押しながらクリックして、加工したブロックパターンの選択範囲を作成します。描画ピクセルを選択
[ command ( Ctrl ) ] + クリック
ブロックパターンの選択範囲を作成
[ 編集 ] メニューから、[ 塗りつぶし ] を選択します。[ 塗りつぶし ] ダイアログで、[ 内容 ] に [ ブラック ] を選択して、 [ OK ] をクリックします。
[ 内容 : ブラック ]
選択を解除します。加工したブロックパターンが、ブラックで塗りつぶされました。選択を解除 : [ command ( Ctrl ) ] + [ D ]
目地の部分をブラックで塗りつぶす
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濃淡で塗り分ける選択

それぞれのレンガに、着色の変化を加えましょう。レイヤーマスクを濃淡で塗り分ければ、グラデーションマップの適用量が変わります。
【操作方法】
[ ツール ] パネルで、[ 自動選択ツール ] を選択します。
[ 自動選択ツール ] を選択
オプションバーで、[ 許容値 ] に [ 128 ] を入力します。
[ 許容値 : 128 ] を入力
ブロックパターンの白い部分をランダムに [ shift ] キーを押しながらクリックして、選択範囲を作成します。
ランダムに [ shift ] + クリック
暗い色にするレンガを選択
選択範囲を作成する個所は、[ グラデーションマップ 1 ] の適用度を低くする部分で、彩度を抑えた暗いレンガ色にしたいところです。
ブラシで濃淡をつけると、さらにリアルな色の変化をつくり出すことができます。

マスクを塗り分ける

ブロックパターンをランダムに選択できたら、50% グレーでマスクを塗り分けましょう。ここでは、2種類の塗り分けを行いますが、濃淡の階調を増やせば、さらにリアルな着色が可能です。
【操作方法】
[ 編集 ] メニューから、[ 塗りつぶし ] を選択します。[ 塗りつぶし ] ダイアログで、[ 内容 ] に [ 50% グレー ] を選択します。
[ 描画モード ] に [ 乗算 ] を選択して、 [ OK ] をクリックします。
[ 50% グレー ] と [ 乗算 ] を選択
選択を解除します。ブロックパターンをランダムに塗り分けることができました。選択を解除 : [ command ( Ctrl ) ] + [ D ]
マスクを塗り分ける

描画モードを設定

塗りつぶしレイヤーの描画モードに [ オーバーレイ ] を選択すると、古びたレンガ塀のテクスチャは完成します。
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、[ グラデーションマップ 1 ] レイヤーマスクサムネールを [ option ( Alt ) ] キーを押しながらクリックして、ドキュメントをレイヤーマスクモードから画像描画モード (通常表示) に戻します。
描画モードに [ オーバーレイ ] を選択します。
[ 描画モード : オーバーレイ ] を選択
目地がマスクされて土色になり、レンガの色がランダムに変わりました。何もない状態から、古びたレンガ塀を描くことができました。
古びたレンガ塀を描くことができた
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