RGBをずらす!アナグリフ3D風の効果「立体写真の技法・モノクロ編」【2022】

RGBをずらす!
アナグリフ3D風の効果

ベース画像を3つに分ける

ベース画像を調整レイヤーごと、スマートオブジェクトに変換しましょう。複数の調整を入れ子にすることで、元画像の情報を保持したまま、以降の作業が行えます。スマートオブジェクトを複製すると、コンテンツが共有できるメリットもあります。

スマートオブジェクトに変換

ここでは、ドキュメントに含む、すべてのレイヤーをまとめて、スマートオブジェクトに変換します。
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、[ 背景 ] を [ shift ] キーを押しながら、クリックします。すべてのレイヤーが、選択できたことを確認してください。
すべてのレイヤーを選択
[ レイヤー ] メニューから、[ スマートオブジェクト ] – [ スマートオブジェクトに変換 ] を選択します。
スマートオブジェクトを確認
スマートオブジェクトとは?
レイヤーや背景を、スマートオブジェクトに変換しておくと、適用するフィルターや、色調補正などの調整が、再編集できるようになります。

スマートオブジェクトを複製

ドキュメントに含む、すべてのレイヤーを、一枚のスマートオブジェクトに変換できたら、それを3枚に複製して、R、G、B のレイヤーとします。
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、スマートオブジェクトを、[ 新規レイヤーを作成 ] にドラッグ&ドロップします。
すると、スマートオブジェクトを複製できます。さらに、もう1枚、複製します。合計3枚の、スマートオブジェクトを複製します。
[ 新規レイヤーを作成 ] にドラッグ&ドロップ
レイヤー名を、上から [ R ]、[ G ]、[ B ] に変更します。
レイヤー名を変更
[ G ] と [ B ] を非表示にします。
レイヤー [ R ] を選択します。
レイヤー名を変更
スマートオブジェクトを複製することができました。
スマートオブジェクトを複製することができた
複製したらどうなる?
複製したスマートオブジェクトは、そのコンテンツが共有されるので、1枚の編集で、すべてに反映させることができます。
たとえば、後になって、元画像にゴミやキズがあるのを発見した場合、それを修正して保存すると、複製したスマートオブジェクトから、ゴミやキズがなくなっています。
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