基本がわかる!文字の変形と回転「最初に覚えたい操作とワープテキスト」

変形のキー操作

バウンディングボックスは、ドラッグする操作にキー操作を加えることで、縦横比の変動や、基準点を固定などのコントロールが可能になります。

縦横比を変動

たとえば、横方向に伸ばした変形を行いたい場合、ドラッグする操作にキー操作を加えると、縦横比を固定する機能が無効になり、バウンディングボックスの一辺だけを調整することができます。初期設定 : 縦横比を固定
【操作方法】
[ 編集 ] メニューから、[ 変形 ] – [ 拡大・縮小 ] を選択します。自由変形 : [ command ( Ctrl ) ] + [ T ]
側面ハンドルを [ shift ] キーを押しながらドラッグすると、縦横比を変動する変形ができます。バージョン CC 2018 以前では、[ shift ] + ドラッグで縦横比を固定します。
側面ハンドルを [ shift ] + ドラッグ

15°単位の回転

バウンディングボックスの回転には、基準点を回転軸とした、回転角度が設定されます。しかし、フリーハンドの操作では、正確に合わせることが難しいです。そんなときは、15°単位の回転を活用しましょう。
【操作方法】
[ 編集 ] メニューから、[ 変形 ] – [ 回転 ] を選択します。
バウンディングボックスの外側に、マウスカーソルを置いて [ shift ] + ドラッグすると、±15° 単位の回転が行えます。
バウンディングボックスの外側を [ shift ] + ドラッグ
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基準点の位置を固定

基準点とは、バウンディングボックスの中央 (初期設定) にあるポインターです。ドラッグする操作にキー操作を加えると、この基準点の位置を固定した変形ができます。
【操作方法】
[ 編集 ] メニューから、[ 変形 ] – [ 拡大・縮小 ] を選択します。
いずれかのハンドルを [ option ( Alt ) ] キーを押しながらドラッグすると、基準点の位置を固定した変形ができます。
いずれかのハンドルを [ option ( Alt ) ] + ドラッグ

基準点の位置を移動

基準点の位置は、バウンディングボックス内ならどこでも、移動することができます。たとえば、回転軸の位置を内側に移動して、外側を大きく回転させることができます。
【操作方法】
[ 編集 ] メニューから、[ 変形 ] – [ 回転 ] を選択します。
バウンディングボックスの基準点は、[ command ( Ctrl ) ] + ドラッグすると移動でき、回転する場合の回転軸 (中心点) となります。
基準点を [ command ( Ctrl ) ] + ドラッグ
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