[ 切り抜きツール ] で、仕上げサイズのバウンディングボックスが設定できたら、足りない領域の画像生成を開始しましょう。コンテキストタスクバーの [ 生成 ] をクリックするだけです。
【操作方法】
コンテキストタスクバーで、プロンプトを省略します。
[ 生成 ] をクリックします。
すると、画像生成が始まります。クラウド処理のため時間がかかります。
画像生成が完了すると、生成レイヤーが作成されます。
【操作方法】
[ プロパティ ] パネルで、[ バリエーション ] を展開します。
生成された3種類の中から、適した画像を選択します。
適した結果が出ない場合は、[ 生成 ] をクリックして、新しいバリエーションを追加します。
[ 生成 ] をクリック1回につき、3種類の新しいバリエーションが追加されます。クラウド処理のため時間がかかります。
ここでは、元画像の印象に、最も近いバリエーションを選びました。
プロンプトで効率化!
これは、画像生成 AI すべてに言えることですが、結果は出たとこ勝負です。くじ引きのような感覚ですね。そこで、効率化を図るためのプロンプトをいかに作成するか? が課題となるワケです。
しかも、現状は英語のみの対応となっているので、英語が苦手な人 (私) には、さらに敷居が高いです。形容詞、動詞、名詞などを組み合わせてみましょう。現在は日本語に対応しています。
作例では、不足領域を違和感なく拡張しやすい素材を使用しているので、バリエーションの変化も少ないです。たとえば、空の領域を広げたい場合は、プロンプトに「空が広がる爽やかな朝の公園」を入力して、バリエーションを追加してください。プロンプト : テキストの命令文
【操作方法】
[ プロパティ ] パネルで、[ 入力 ] に、任意のプロンプトを入力します。現在は日本語に対応しています。
A refreshing morning park where the sky spreads out (空が広がる爽やかな朝の公園)
[ 生成 ] をクリックします。
画像生成が完了しました。バリエーションの上限は [ 60 ] です。
「生成拡張」を使って、足りない領域を補間することができました。
最適な生成結果を選ぼう!
バリエーションの追加は、現在、選択中の生成レイヤーから、コンテキストタスクバー、または、[ プロパティ ] の [ 生成 ] をクリックすることで行えます。
ここで使用している素材画像には、被写体の周囲に公園らしきものが写っているので、プロンプトに「公園」に関するものを指定すれば、さらに違和感のない画像が多く生成できます。