【操作方法】
[ レイヤー ] メニューから、[ スマートオブジェクト ] – [ スマートオブジェクトに変換 ] を選択して適用します。
非破壊編集にフル対応
スマートオブジェクトの中にスマートオブジェクトを含む「入れ子構造」も可能です。いつでも非破壊編集が行えるので、できるものは何でもかんでも、スマートオブジェクトに変換しておきたいですね。
スマートオブジェクトの効果は、現在のピクセル構成に対する効果です。しかし、元の画像に変形が加えられると、その変形後のピクセル構成に適用されます。そのため、適用結果を維持した変形を行いたい場合は、すべての効果を含んだスマートオブジェクトに変換します。
効果を編集したい場合は、スマートオブジェクトをダブルクリックすると、元のドキュメントが表示されます。元のドキュメントで、効果名をダブルクリックすると、各効果のダイアログが表示されます。
正方形のドキュメントを長方形のドキュメント (仕上げサイズ) に変更しましょう。ここでは、[ 画像解像度 ] の設定によって、波紋の変形とカンバスサイズの変更を同時に行います。
【操作方法】
[ イメージ ] メニューから、[ 画像解像度 ] を選択します。[ 画像解像度 ] ダイアログで、[ 縦横比を制限しない ] をクリックします。
[ 高さ ] に [ 720 ] pixel を入力して、[ OK ] をクリックします。
【操作方法】
[ 編集 ] メニューから、[ 変形 ] – [ 遠近法 ] を選択します。すると、変形のバウンディングボックスが表示されます。
右下のハンドルを水平方向に右へドラッグして、[ enter ] キーを押して変形を確定します。
正方形のドキュメントから作成した水の波紋は、ドキュメントの中央が、波紋の中心点になります。遠近法では、上方が収束するので、波紋の中心点は、さらに上がります。視点を下げるには、水の波紋を拡大します。
【操作方法】
[ 編集 ] メニューから、[ 変形 ] – [ 拡大・縮小 ] を選択します。すると、変形のバウンディングボックスが表示されます。
下辺中央のハンドルを垂直方向に下へドラッグして、[ enter ] キーを押して変形を確定します。
何もない状態から、涼しげな水の波紋を描くことができました。