[ 解像度 ] を設定する場合は、[ 再サンプル ] を有効にする方法と、無効にする方法があります。ここでは、ピクセル数を優先したアップサンプリングを行っているので、[ 再サンプル ] を有効にしています。
【操作方法】
[ 画像解像度 ] ダイアログで、[ 解像度 ] に、[ 300 ] pixel/inch を入力します。
[ 画像サイズ ] と [ 寸法 ] を確認してください。
解像度はプリント時の設定
作例では、ドキュメントサイズの単位に pixel を選択しているので、アップサンプリングを行う上での [ 解像度 ] の設定は、直接的な関係を持ちません。
解像度を大きくすることだけが「高解像度化」ではなく、画質は画像全体で保有する総ピクセル数が優先されます。
Photoshop では、プリント時の解像度として、[ 300 ] pixel/inch が推奨されています。日本における商業印刷の一般的な推奨値は、[ 350 ] pixel/inch です。
人物ならコレ!
人物写真の解像度アップには、ニューラルフィルターの [ スーパーズーム ] が威力を発揮します。元画像の劣化を抑えて、最大16倍まで拡大できます。
元画像 ( 480 x 320 px )
スーパーズーム ( 1920 x 1280 px )
通常の [ 画像解像度 ] と違うところは、機械学習テクノロジーを使用しているところです。ワンクリックで、驚くような仕上がりが期待できます。