【色調補正】特定の色だけを残してモノクロにする方法【色域指定】

最も暗い色域を指定する

素材画像から、最も暗い赤色の色域を指定しましょう。[ 色域指定 ] には、任意の色域をサンプリングできる、スポイトツールがあります。
【操作方法】
[ 色域指定 ] ダイアログで、[ 選択 ] に [ 指定色域 ] を選択します。
[ 許容量 ] に [ 100 ] を入力します。
[ 選択 : 指定色域 ]
[ 階調の反転 ] を有効にします。
[ スポイトツール ] の選択を確認してください。
[ 階調の反転 ] を有効
[ スウォッチ ] パネルで、[ レッド (より暗い) ] をクリックします。
[ レッド ( より暗い ) ] をクリック
[ 色域指定 ] ダイアログのプレビュー、または、[ 選択範囲のプレビュー ] に [ グレースケール ] を選択して、ドキュメントウィンドウで、[ レッド (より暗い) ] の色域が指定されていることを確認してください。
色域が指定されていることを確認
暗い色域からサンプリング!
[ 色域指定 ] では、サンプリング箇所を直接クリックして、任意の色域を指定する方法があります。しかし、その対象が幅広い色域なら、テクニックと時間が必要になるでしょう。なぜなら、画像は細かいピクセルの集合体であり、それぞれが異質のノイズを含んでいるからです。
RGBスペクトルの色相環
レッド系の幅広い色域を指定
大まかな色域を指定するには、[ スウォッチ ] パネルにあるようなカラーチップからサンプリングしましょう。作例の公衆電話ボックスは、「鮮やかな赤色」が印象的ですが、その色に潜む暗い色域から、徐々に明るい色域をクリックしていくことがコツです。
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