【Photoshop基本操作】切り抜きのスゴイ機能 [ 被写体を選択 ] と [ 選択とマスク ] は、人工知能と機械学習を統合した「 Adobe Sensei 」で、絶大な威力を発揮します。髪の毛の中抜きもカンタン。金髪くるくる巻きをサクッと切り抜いてみましょう。
【操作方法】
素材画像をダウンロードして開きます。素材画像は、[ 幅 : 1280 pixel ]、[ 高さ : 853 pixel ]、 [ 解像度 : 300 pixel/inch ]、[ カラーモード : RGB カラー ] を使用しています。
[ 選択範囲 ] メニューから、[ 被写体を選択 ] を選択して適用します。
すると、自動検出された被写体の選択範囲が作成されます。
どんな素材にも有効?
[ 被写体を選択 ] は、無背景の被写体なら一瞬で選択範囲を作成してくれます。作例のように、背景と被写体が、補色関係にあるものも得意そうです。しかし、これで満足してはいけません。素材により自動検出の精度はさまざまですが、共通した弱点は「中抜き」です。
photo by Victoria_Borodinova
中抜きとは、ドーナツの穴やマグカップの取っ手など、オブジェクトがポッカリ抜けて空間になっている部分です。うまく選択される場合もありますが、中抜き箇所には特に注意しましょう。