写真を加工する!インスタグラムX-PRO-II風

ビネット効果を重ねる

ビネット効果は、「トンネル効果」とも呼ばれているように、丸い穴から覗いてるような暗さを、画像の周辺につくる演出方法です。より自然な効果を作り出すために、描画モードが違うビネット効果を2枚重ねてみましょう。
[ レイヤー ] パネルで、[ 新規レイヤーを作成 ] をクリックして、[ レイヤー 2 ] を作成します。
[ 編集 ] メニューから、[ 塗りつぶし ] を選択します。[ 塗りつぶし ] ダイアログで、[ 使用 ( 内容 ) ] に [ ホワイト ] を選択して、[ OK ] をクリックします。
[ レイヤー ] メニューから、[ レイヤー ] – [ スマートオブジェクトに変換 ] を選択して適用します。
[ レイヤー 2 ] を作成
[ 使用 ( 内容 ) ] に [ ホワイト ] を選択
[ フィルター ] メニューから、[ レンズ補正 ] を選択します。[ レンズ補正 ] 操作パネルで、[ カスタム ] を表示します。
[ レンズ補正 ] 操作パネル
[ 周辺光量補正 ] セクションの [ 適用量 ] に [ -75 ]、[ 中心点 ] に [ +50 ] を入力して、[ OK ] をクリックします。
[ 周辺光量補正 ] を設定

描画モードの設定

[ レイヤー ] パネルで、描画モードに [ 乗算 ] を選択します。
[ 不透明度 ] に [ 50% ] を入力します。
描画モードに [ 乗算 ] を選択
ビネット効果を重ねることができました。
ビネット効果を重ねることができた
インスタグラム「 X-PRO II 」風の写真加工ができました。
インスタグラム「 X-PRO II 」風の写真加工ができた
黒塗りを補助的に使うビネット!
黒色のグラデーションを周辺に敷けば、それなりのビネットはつくれます。しかし、素材画像の外観や周辺が明るいと、ただの「黒塗り」では違和感が出ます。この違和感を解消するには、画像そのものの色を強くする必要があり、どちらかと言えば、「黒塗り」は補助的な存在です。
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