色かぶりを起こした画像の特徴では、ピクセル分布されている階調幅が、[ レッド ]、[ グリーン ]、[ ブルー ]、それぞれ違っていました。では、[ 白色点を設定 ] で、色かぶりを除去した後は、どのように変化しているでしょうか? [ 属性 (プロパティ) ] パネルで、[ トーンカーブ ] の設定を確認してみましょう。
【操作方法】
[ トーンカーブ ] ダイアログで、[ レッド ]、[ グリーン ]、[ ブルー ] の白色点を確認します。
階調レベルの伸縮
次の図では、各チャンネルのハイライト点 (調整ポイント) が、階調レベル [ 255 ] に調整されたことを表しています。
階調レベルの伸縮は、シャドウ点、およびハイライト点を伸ばして、階調幅を増やします。たとえば、元のピクセル分布がいちばん短い階調幅のチャンネル [ ブルー ] は、歯抜け状態で並べ替えられ、階調幅が広いチャンネル [ レッド ] のようなヒストグラム形状に伸ばされます。