写真を絵画調に!ダークなパステル画風

写真を絵画調に!ダークなパステル画風【5】

【Photoshop講座】パステル画の最大の特徴である「ホワイト」を加える作業を行います。人物のハイライト部分の「ホワイト」は、粗いタッチの[色鉛筆]を用い、大胆に仕上げましょう。


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不透明な白色のハイライトをつくる!
パステルの特徴を活かせるのは白色です。本来ならブラシツールでゴシゴシと塗りつぶしたいところですが、作例は「写真を絵画調にする!」がテーマなので、フリーで描画するような操作はできるだけ避けています。しかし、この白色を表現するのは難しいです。写真の陰影を活かすと、どうしても生っぽくなってしまうからです。ちょっと面倒ですが、最初にハイライト部分を抽出したのはこのためです。
            
ハイライトの白色を加える
[レイヤー]パネルで、[背景 コピー 3]を表示して選択します。[フィルターギャラリー]をダブルクリックして、[フィルターギャラリー]操作パネルを表示します。
[フィルターギャラリー]をダブルクリック
[フィルターギャラリー]をダブルクリック
スマートフィルターで適用したフィルター名をダブルクリックすると、そのフィルターのダイアログが表示され、再編集することができます。
[フィルターギャラリー]操作パネルで、[アーティスティック]→[色鉛筆]を選択します。
[フィルターギャラリー]操作パネル
[フィルターギャラリー]操作パネル
[芯の太さ]に「8」、[筆圧]に「8」、[用紙の明るさ]に「50」を設定して、[OK]をクリックします。
[色鉛筆]を設定
[色鉛筆]を設定
[チャンネル]パネルを表示し、[アルファチャンネル 2]をcommand〔Ctrl〕キーを押しながらクリックして、ハイライトの選択範囲を作成します。
[アルファチャンネル 2]をcommand〔Ctrl〕+クリック
[アルファチャンネル 2]を[command(Ctrl)]+クリック
アルファチャンネルのサムネールを[command(Ctrl)]+クリックすると、白黒で塗りつぶされた白色の領域に選択範囲が作成されます。この操作方法は、レイヤー、レイヤーマスクでも使用できます。
[アルファチャンネル 2]の選択範囲が作成できました。
[アルファチャンネル 2]の選択範囲を作成
[アルファチャンネル 2]の選択範囲を作成
[レイヤー]パネルを表示し、[レイヤーマスクを追加]をクリックします。描画モードに[スクリーン]を選択します。[不透明度]に「50%」を設定します。
[レイヤーマスクを追加]をクリック
[レイヤーマスクを追加]をクリック
ハイライトの濃度は、[不透明度]で調整できます。描画モード[スクリーン]では、色相や彩度の効果が弱まるので、作例では設定していませんが、色を感じさせたくない場合は、[背景 コピー 3]の前面に[色相・彩度]調整レイヤーをクリッピングして、彩度を落としてください。
ハイライトの白色を加えることができました。
ハイライトの白色を加えることができた
ハイライトの白色を加えることができた
背景のクラフト紙の前面にレイヤーを作成して、ブラシツールの[ハードパステル]などで描画を加えると、さらに効果的な演出ができます。
ハイライトを暗く補正
さらに効果的な演出が可能
            

この記事を書いた人

古岡 ひふみ
グラフィックデザイナー。商業広告等の制作会社を経て1988年よりフリー。大阪府箕面市在住。公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会会員。

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