写真を絵画調に!色鮮やかな印象派風

写真を絵画調に!色鮮やかな印象派風【1】

【Photoshop講座】風景や人物などを鮮やかな色彩で描く「印象派」。その光と影を巧みに表現する粗いタッチは、近代絵画の先駆けとなりました。モネやシスレーになった気分で、夕日の風景写真を、色鮮やかな印象派風に加工してみましょう。


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ブラックの色域で影を青くする!
影が黒いままだと、絵画調の効果は半減します。明るくしたり、鮮やかにすることも必要ですが、もともと明度や彩度を含まない領域では、効果はさほど向上しません。このような領域を[色域指定]で選択し、RGBのバランスを少し変えると、青味がかったり赤味がかったりして、影に色を感じさせることができます。
         
影を明るくして色を感じさせる
1280 x 853 pixelの素材画像を開きます。
[Photoshop]操作パネル
[Photoshop]操作パネル
Photoshopのフィルター効果は、対象画像のピクセル数に大きく影響されるので、適切な大きさにリサイズしてください。
[レイヤー]パネルで、[背景]を[新規レイヤーを作成]にドラッグして、[背景 コピー]を作成します。
[背景 コピー]を作成
[背景 コピー]を作成
[イメージ]メニューから、[色調補正]→[シャドウ・ハイライト]を選択します。[量]に「100」%を設定して、[OK]をクリックします。
[シャドウ・ハイライト]ダイアログ
[シャドウ・ハイライト]ダイアログ
[シャドウ]セクションの[量]大きくすると、暗い部分だけが明るくなります。
素材画像の影が明るくなりました。
[シャドウ・ハイライト]適用前と適用後の比較
[シャドウ・ハイライト]適用前と適用後の比較
[選択範囲]メニューから、[色域指定]を選択します。[選択]に[指定色域]を選択して、描画色の[ブラック]をクリックします。[許容量]に「200」を設定して、[OK]をクリックします。[ブラック]の色域が選択されました。
[色域指定]ダイアログ
[色域指定]ダイアログ
描画色の[ブラック]をクリック
描画色の[ブラック]をクリック
[ブラック]の色域が選択されました。選択範囲が表示されていると、補正の結果が確認しにくいので、[表示]メニューから、[表示・非表示]→[選択範囲の境界線]を選んで、選択範囲を非表示にします。
選択範囲の境界線を非表示にして確認しやすくする
選択範囲の境界線を非表示にして確認しやすくする
これは、素材画像に含まれる[ブラック]の色域を指定し、その部分に色を感じさせる補正を加えようとするものです。
[イメージ]メニューから、[色調補正]→[レベル補正]を選択します。[チャンネル]に[ブルー]を選択します。[出力]レベルのシャドウ点のスライダーをドラッグして、[ブラック]の色域に色を感じさせます。「64」に設定して、[OK]をクリックします。
[レベル補正]ダイアログ
[レベル補正]ダイアログ
感じさせる色は素材によって異なるので、[チャンネル]の選択で適切なものを選んでください。
[command(Ctrl)]+[D]キーを押して、選択を解除します。影を明るくして色を感じさせることができました。
[レベル補正]適用前と適用後の比較
[レベル補正]適用前と適用後の比較
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この記事を書いた人

古岡 ひふみ
グラフィックデザイナー。商業広告等の制作会社を経て1988年よりフリー。大阪府箕面市在住。公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会会員。

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