基本がわかる!描画色と背景色

基本がわかる!描画色と背景色【2】カラーピッカーの使い方

【Photoshop基本操作】カラーピッカーとは、色を指定する際に表示されるダイアログで、初期設定では「Adobe」カラーピッカーが用いられています。RGB、HSB、CMYK、Lad、Web といった色の定義で統合的に設定できるほか、[Webセーフカラー]や[色域外警告]といった色の校正機能も持っています。


指定するカラーモデルを絞り込もう!
カラーピッカーをはじめ、色を指定する際に用いるカラーモデル(色の定義)は、分野や用途により使い分けがされています。カラーピッカーの初期設定では、HSB の「H」がカラーフィルドに表示されているので、視覚的には HSB を基本にして、他のカラーモデルの数値に置き換えることが一般的です。
            
カラーピッカーの使い方
[カラーピッカー]ダイアログは、カラー要素をグラデーションで表示しています。[現在の色]を選択ポインタで示し、クリックして選択ポイントの位置を変えると、[新しい色]に選択されたカラーを表示し、各カラーモデルの数値をテキストボックス内に表示します。
[カラーピッカー]ダイアログ
[カラーピッカー]ダイアログ
カラーフィールド
選択されたカラーモデルの構成要素をグラデーションで表示し、任意の場所をクリックすると[新しい色]に設定されます。カラースライダをドラッグすると、選択されていない色の構成要素を固定したまま変化します。
選択ポインタ
カラーフィールド内の[新しい色]を示すポインタです。クリック、またはドラッグで変更します。
カラースライダー
選択されたカラーモデルの構成要素をグラデーションで表示し、レベルに応じた色をカラーフィルドに表示します。
カラーボックス
上段に[新しい色](カラーフィールドで選択した色など)を表示し、下段に[現在の色](以前に設定した色)を表示します。[現在の色]をクリックすると、[新しい色]に[現在の色]が適用されます。
色域外警告アイコン
このアイコンが表示されたら、選択した[新しい色]が[CMYK カラー]モードで再現が困難であることを示します。下の小さなカラーボックスをクリックすると、色域内の近似色を自動的に設定します。
非Webセーフ警告アイコン
このアイコンが表示されたら、選択した[新しい色]が[Web セーフカラー]モードでないことを示します。下の小さなカラーボックスをクリックすると、Webセーフカラーの近似色を自動的に設定します。
Webセーフカラーオプション
オプションを有効にすると、Web セーフカラー216色に制限されたカラーフィールドが表示されます。
カラーフィールド選択ボタン
カラーフィールド内に表示する色の構成要素を選択します。初期設定では HSB の H(色相)が選択されています。
カラー値
4つのカラーモデル(HSB、RGB、Lab、CMYK)の数値を表示します。数値はテキストボックスに直接入力することもでき、すべての数値は、他のカラーモデルと連動して割り当てられます。
カラーモデルってなに?
カラーモデルとは、パソコンでカラーを形式的に表す方法です。Photoshop では、HSB、RGB、Lab、CMYK の4つのカラーモデルが用いられています。カラーモデルの違いは、表記方法だけではなく、その中に含まれるカラーの再現領域「カラースペース(色空間)」にも大きく関係しています。
[カラーピッカー]ダイアログを表示する
各設定ダイアログにあるカラーボックスの[カラーを設定]、[ツール]パネルの描画色と背景色などのカラーボックスをクリックし、[カラーピッカー]ダイアログを表示します。
[カラーピッカー]ダイアログを表示する
カラーボックスをクリック
カラーの設定方法いろいろ!
[カラーピッカー]ダイアログでは、カラーモデル別に数値入力する方法のほか、[スウォッチ]パネルから、カラースウォッチを選択する方法や、[スポイトツール]を使用して、画像からカラーをサンプリングする方法があります。
テキストボックスに数値を入力する
HSB、RGB、16進コード、Lab、CMYK のカラーモデルからいずれかを選び、テキストボックスに数値を入力します。入力した数値は、他の形式にも自動的に変換されます。Photoshop では、初期設定に HSB が選択されています。
テキストボックスに数値を入力
テキストボックスに数値を入力
任意のカラーモデルを設定
ここでは、カラーモデルに HSB を選択し、設定値を入力しています。カラーモデルに RGB を選択したい場合は、[R]、[G]、[B]いずれかのラジオボタンをクリックすると、カラーフィールドの表示が RGB に切り替わります。
設定したカラーを適用する
[新しい色]にプレビューされた設定カラーなどを確認して、[OK]をクリックします。
設定したカラーを適用
設定したカラーを適用
カラーの設定方法いろいろ!
カラーの設定は、[カラースライダー]をドラッグしてカラーモデルを表示し、カラーフィールド内をクリックしても設定できます。また、[スウォッチ]パネルで、カラースウォッチをクリックすることや、[スポイトツール]でカラーを採取することもできます。
設定したカラーを確認する
描画色と背景色などのカラーボックスが、設定したカラーに変更されていることを確認します。
設定したカラーを確認
設定したカラーを確認
HSBとは?
HSB(エイチ・エス・ビー)は、色相(Hue)、彩度(Saturation)、明度(Brightness)によって色情報を数値化したものです。色相は「色相環」による角度で指定し、彩度、明度はパーセント(%)値で指定します。
パソコンのディスプレイを介して行う制約のもとでは、比較的に色をイメージしやすいカラーモデルなので、たとえば、CMYK を基本とする印刷媒体においても、パソコンでの作業は HSB を基本とされる場合が多いです。しかし、新規画像の作成時やモードの変更などに設定する[カラーモード]には使用できません。
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